【経験談】英検1級の価値とは?│合格して得られるメリット9選

英検

こんにちは、サニーです!

今回は

  • 英検1級って取る意味ある?
  • 取得してどんなメリットがあるの?

といった疑問にお答えします。

筆者は社会人になってから英検1級を取得しました。

結論から言うと、取って損はないです

ということで本記事では、

・自分が英検1級を取得して実際に感じたメリット5つ
・状況によって得られるメリット4つ
・基本的にはありませんが、強いて挙げるとしたら受験を尻込みするデメリット3つ

をご紹介します。

ただ、やはり持っていてネガティブな面はないので、これから受験を目指す方はぜひそのまま突き進んでほしいです!

自分が合格して感じたメリット5選

英検1級を実際に取得してみてプラスになった点を5つご紹介します。

英語4技能がバランス良く伸びる

英検1級ではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能すべてで一定の能力に達することが求められるため、この4技能をバランス良く伸ばすことができます

日本の英語教育はリーディングがメインで、リスニングやライティング、スピーキングはあまり重点が置かれていないため、苦手な人も多いですよね。

また、英語力を測るテストとしてTOEICも多くの人が受験しますが、一般的に「TOEIC」と呼ばれるのは「Listening & Reading Test」で、その名の通りリスニングとリーディングのみです。

スピーキングとライティングは別途「Speaking & Writing Tests」を受験する必要があります。

なので、英検1級を勉強することは4技能のレベルアップに効果的です。

永久に履歴書に書ける

英検1級はれっきとした資格ですので、履歴書に堂々と書けます。

また、有効期限がないので一生物です。

(生涯有効とはいえ、合格後も勉強を続けて英語力を維持するのが理想ですけどね汗)

転職に活かせる

英検1級を持っていれば、仕事を選ぶ際に選択肢が広がったり、英語力の証明として役立てることができます

よほどの職種でなければ英検1級まで求められることはほとんどありませんが、私は転職の面接で「英語は文句なしですね」と評価されたので、やはり認知度と信頼性は高いと感じます。

時間の効率化と勉強の習慣が身に付く

社会人になってから英検1級を受けると、仕事の前後や通勤時間、休日に勉強することになります。

忙しい中で勉強するには、無駄を省いて時間と体力を確保しなければなりません。

そのためには、おのずと仕事を早く片付け、必要な休息を除いたぐうたらタイムを削るようになり、時間を有効活用する意識が定着してきます

こうして勉強の習慣を身に付けると、合格後はその分の時間が空くことになるので、また別の勉強をしてみたり、違う活動に充てることができます。

自信が付く

国内最大級の英語検定試験でトップの級を取ったという確固たる自信が付きます。

言い方を変えれば「自己満」かもしれません。

でも、人生において自分を誇れる経験はけっこう大事です。

大人になったら自分で褒めないと他人から褒めてもらえる機会もなかなかないですしね泣

ここは素直によくやった!と喜んでいいと思っています。

状況によって使えるメリット4選

続いて、状況によって英検1級が有利になる点を4つ挙げます。

就職に有利

就職活動の時点で英検1級を取得していれば、英語力の高い人材として人事の目にとまる可能性があります

また、書類や面接の自己PRで1級合格のためにどんな努力をしたか、学習意欲や継続力があることなどをアピールできます。

入試に有利

大学受験の時点で英検1級を取得していれば、一部の大学では入試に英検を利用できます

取得級やスコアに応じて、出願資格になる、英語試験が免除される、英語試験の得点に換算または加点されるなど、優遇されるケースがあります。

英語の教員免許取得に有利

英語の教師を目指している場合、英検1級を取得していると採用試験で英語実技試験が一部免除されたり、得点に加点されることがあります

通訳案内士の資格取得に有利

通訳案内士の資格試験を受ける場合、英検1級を取得していると英語の筆記試験が免除になります

特にないけど強いて挙げるデメリット3選

英検1級を取得することで受けるデメリットは正直ありませんが、一応受験する上でのネガティブな側面にも3つ触れておきます。

お金がかかる

2025年現在の1級の受験料は12,500円とお世辞にも手頃とは言えない金額です。

また、問題集を購入したり、人によっては講座を受講したりスクールに通うとその分お金がかかります。

時間がかかる

1級ともなると対策に時間を要します。

また、試験が1年に3回しかないので、タイミングが合わないと次まで待たなければならず、取得まで長引いてしまいます。

海外での評価が限定的

海外を視野に入れると、日本独自の検定試験である英検は英語力の証明として使えないことがほとんどです。

留学などの出願には、TOEFLやIELTSなどの国際的に認知されている試験のスコアを求められることが多いです。

まとめ:英検1級は持っていて損のない資格!

今回は英検1級を取得するメリットを中心にお話ししました。

お金と時間がかかる、海外で英語力の証明に使えない場合があるというマイナス面もありますが、日本では認知度抜群ですし、持っていること自体が損になることは全くないです。

むしろ、プラスになることの方が多いです。

就職や転職、入試や他の資格の優遇措置として英検1級を利用する予定がなくても、目標があった方が英語を勉強するモチベーションになりますし、成長を実感しやすいです。

ちょっとでも興味があるならぜひ挑戦することをおすすめします!