学生の方は学校の勉強や部活、社会人の方は仕事や家事が忙しく、なかなか資格の勉強まで手が回らないですよね。
英検1級に挑戦したいけど、どのくらい勉強時間が必要なのか気になるところだと思います。
本記事では、英検1級合格に必要な勉強時間の目安と、仕事をしながら6か月の独学で合格した私の勉強スケジュールもご紹介します。
闇雲に何となく勉強してもゴールが見えず途中で飽きてしまいます。
また、目安の時間分勉強したら必ず合格できるというわけでもありません。
なるべく短い時間で効率よく勉強して合格を目指しましょう!
勉強時間の目安は500~600時間
1級合格に必要な勉強時間は、勉強を始めた時の英語力によって異なります。
準1級を取得しているまたは同等のレベルを保持している方と仮定すると、1級合格に必要な勉強時間はおよそ500~600時間と言われています。
また、勉強時間は同じでも1日(または1週間単位で考えてもOK)に確保できる勉強時間によって、勉強期間が変わってきます。
こんなシミュレーションをしてみました↓
1日でどのくらい勉強に時間を充てられるかによって、合格までの期間に大分差が出てきます。
もちろん状況は人それぞれですし、短期集中型の方も、コツコツ長距離走型の方もいますので、自分のタイプや生活に合わせて無理のない計画を立てましょう!
筆者の実際の勉強時間
6か月の独学で1級に合格した私の勉強時間は合計で約700時間でした!
あれ、思ったよりやってた・・・
前提として、私が本格的に勉強を開始した時の状況はこんな感じでした↓
- 準1級取得済み
- 大学では英語を専攻していた
- 基本的に平日は仕事
- 社会人になって英語を勉強する習慣がすっかり抜けていた
- 英検1級の勉強は何度かトライするも途中になっていた
大学までは英語の勉強に力を入れていましたが、社会人になってからは英語を使う機会はほぼありませんでした。
それどころか、休日も疲れて死んだように寝ており、「勉強ってどうやるんだっけ」状態だったので、まずは勉強の習慣を取り戻すのに時間がかかりました・・・
また、700時間の算出には、本腰を入れる以前の勉強時間や、有給を取って勉強した時間も考慮に入れています。
私は一か八かではなく、スコアが8割以上取れそうな自信が付き、合格が見えてから受験したかったこともあり、多く勉強した結果になりました。
具体的な勉強スケジュール
続いて、具体的な勉強スケジュールを参考までにご紹介します。
まず、勉強の目標はこんな感じで立てました↓
- 一次試験の受験は5か月後
- 平日は電車の中と仕事から帰って1時間、週末は充てられる時間はすべて勉強
- 平日は単語、週末は問題集
言うなれば「週末集中型」です。
私は稀にいる「体力おばけ」でもなんでもなく、すぐにエネルギーが切れます。
かと言って1年以上の長期戦も耐えられそうになかったので、受験の目標は5か月後(直近の試験日では間に合わないので次の試験日)にしました。
平日は通勤電車の中と、寝る前の1時間くらい、負荷が軽めの単語を覚える作業を(寝落ちしながら)していました。
その代わり、週末はしっかり時間を取るようにしました。
土曜日は問題集を1回分解く → 答え合わせと点数分析(どこを間違えたか、何%正答できたか)、日曜日は復習、といった感じです。
多い時は10時間近く(!)、少ない時は3時間や0時間の日もありました。
毎日均等に勉強できるのが理想ですが、なかなかそうもいかないので、平日はほどほどに、週末はしっかりなどメリハリをつけて勉強するのもアリです。
6か月間の勉強スケジュールはこんな感じでした↓
まずは一次試験の筆記に合格しないと二次試験の面接に進めないので、筆記対策に集中しました。
面接対策は一次試験後から二次試験までの約1か月で行いました。
ライティング対策も面接に活きるので、一次試験後からでも間に合うと思いますが、面接に不安がある方は早めに始めることをおすすめします!
まとめ:時間と期間をバランスよく!
今回は英検1級合格に必要な勉強時間と勉強スケジュール例をご紹介しました。
目安は500~600時間と言われていますが、個人のレベルや状況、目標によって勉強時間も期間も大きく変わってきます。
あまりこの数字にとらわれすぎず、自分の体と相談して、無理のないスケジュールで勉強していきましょう!