英検1級のライティング(英作文)で
- 何を書けばいいか分からない
- 〇×で採点できないから対策に困っている
と手が止まっていませんか?
私も最初は過去問で一行も書けず、完全に詰まりました。
しかし、型と勉強法を押さえたことで、本番では筆記試験の中でライティングが一番高い得点率になりました。
本記事では、独学6か月で英検1級に合格した経験をもとに、英作文の書き方を解説します。
✓ ライティングの問題形式と配点
✓ 英作文の型・テンプレ
✓ 書き方の手順と時間配分
✓ 独学でもできる勉強法とコツ
文章の型は決まっているので、あとは使える表現を増やして組み合わせていけばOKです。
それではいってみましょう!
ライティング試験の概要

ライティングではどんな問題が出るのか、どのように採点されるのか見てみましょう。
ライティング問題の内容
2024年度の新形式リニューアル以降、英検1級一次試験の筆記は以下の構成です。
- 大問1:短文の語句空所補充 22問
- 大問2:長文の語句空所補充 6問
- 大問3:長文の内容一致選択 7問
- 大問4:英文要約 1問
- 大問5:英作文 1問
大問4の英文要約と大問5の英作文がライティング問題です。
英文要約は、300語程度(3パラグラフ程度)のエッセイを読み、90〜110語で要約します。
英作文は、トピックが与えられるので、自分の主張を決めてその理由を3つ挙げ、「序論→本論→結論」の構成で200~240語程度のエッセイを書きます。
配点と採点基準
配点は英文要約、英作文それぞれ32点満点です。
英作文は以下の4つの観点で採点され、各項目8点満点です。
- 内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか - 構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか - 語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか - 文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか

バランスよく得点できるように練習していきましょう!
英作文の書き方

では、具体的にどのように英作文(エッセイ)を書けばいいか解説します。
エッセイの型
エッセイの構成(=型)は決まっているので、それに当てはめて書いていきましょう。
英作文の問題には以下の指定があります。
- 与えられたトピックについてエッセイを書く
- 自分の主張を支える理由を3つ挙げる
- 構成:序論(introduction)、本論(main body)、結論(conclusion)
- 語数の目安:200~240語
なので、全体の構成は以下のようになります。
各パラグラフ(段落)の長さの目安も書いてみました。
| エッセイ構成 | 語数(文数)の目安 |
|---|---|
| 1. 序論(主張) | 約35~45語(2~3文) |
| 2. 本論(理由)① | 約45~55語(3~4文) |
| 3. 本論(理由)② | 約45~55語(3~4文) |
| 4. 本論(理由)③ | 約45~55語(3~4文) |
| 5. 結論(再主張) | 約30~40語(2~3文) |
書き方のテンプレ
各パラグラフは以下のような構成が書きやすいです。
| エッセイ構成 | パラグラフ構成例 |
|---|---|
| 1. 序論(主張) | トピックの現状や背景の説明(1~2文) 意見の主張(1文) |
| 2. 本論(理由)① | 理由の提示(=トピックセンテンス、1文) 理由の根拠や具体例の説明(=サポーティングセンテンス、2~3文) |
| 3. 本論(理由)② | |
| 4. 本論(理由)③ | |
| 5. 結論(再主張) | 本論のまとめ(1~2文) 主張の言い換え(1文) |
この型・テンプレに沿って書くだけで大分ラクになり、エッセイらしくなります。
書く手順と時間配分
以下のような手順と時間配分で取り掛かるとよいです。
- 主張と3つの理由を考えてメモ:約5分
- 本文執筆:約17分(序論 3分、本論 各4分、結論 2分)
- 内容・誤字・語数の見直し:約3分
合計25分が目安です。

後から修正は大変なので、先に内容を決めてから書き始めましょう!
英作文の対策

ここからは具体的な対策方法を紹介します。
問題集を使った勉強法
自分が現時点でどれくらい書けるか、最初に過去問で腕試しをしてみることをおすすめします。
私は過去問で早々に砕け散ったので、以下の問題集を使い込みました。
本書には
✓ 出題される可能性が高い12の分野ごとに
✓ 答案にそのまま使えるコンテンツブロック(パラグラフ単位の英文)
が全部で212掲載されています。
『英作文問題完全制覇』を使った勉強法
『英作文問題完全制覇』を使った勉強法はいたってシンプルです。
- インプット:コンテンツブロックごと覚える
- アウトプット:コンテンツブロックを組み合わせて書く
一言一句覚えなくても、「こんな主張の仕方があったな」と思い出せれば、あとはトピックや自分の立場に応じて組み合わせたり、アレンジすればOKです。
「丸暗記は意味がない」とも言われますが、何も思い付かないのが一番困るので、もらえるアイディアはもらっておきましょう。

コンテンツブロックは面接でも役立ちます!
よくある質問:どうやって自分で添削すればいい?
添削は自分の英文と模範解答を分析することでも十分に力が付きます。
私も独学だったので自分で添削していました。
✓ 単語や文法を覚える
✓ 「本当はこう書きたかった」という部分を調べる
✓ 模範解答のより良い表現をマネする
ことで、徐々に説得力のあるエッセイが書けるようになっていきます。
書き方のコツ
最後に私が感じる英作文のコツを3つ挙げます。
書きやすい主張と理由を選ぶ
自分の本音を書く必要はありません。
それらしい根拠を示して、全体として一貫性のあることを論じられれば得点につながります。

面接のように突っ込んで質問されることもないので、書きやすさを優先しましょう!
使える表現を増やす
- 序論:In my opinion
- 本論:Firstly / Secondly / Lastly
- 結論:In conclusion
など、使い回せる表現を増やすと、毎回迷わなくて済むので時短になります。
1行に何語ずつ書くか決める
単語数を数えるのは時間のロスです。
たとえば、「解答用紙の1行に8語ずつ書く」など決めておくと、カウントしやすくなります。
よくある質問:アイディアが思い付かない時は?
対策としてはとにかく「インプット」です。
- よく出るテーマの理解を深める
- 理由のパターンをストックする
オリジナリティは不要なので、自分の知識が足りない時は「ネタ暗記」が突破口です。
まとめ:「型+使える表現」で「書けない」を脱しよう

英検1級のライティングは、センスではなく準備で攻略できます。
- 型・テンプレに沿って書く
- アイディアと表現をためる
- 時短テクニックを使う
書けないのは、どうやって書いたらいいか、なんて答えたらいいかが分からないからです。
「書く」というアウトプットを意識しがちですが、インプットも欠かせません。
最初は書けなくて当然です。
まずはマネして書くところから始めてみましょう!


