オーストラリアに旅行や留学に行くことになったけど、どんな服を何着くらい持っていけばいいか迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、用意するといい服と季節ごとのポイントを解説します。
私はオーストラリアに1年留学していたのですが、服は日本から全部持っていって全部持って帰ってきたので、現地で買ったのは帽子とサンダルくらいです。
すぐに着る数日分はスーツケースに入れて自分で持っていき、しばらく生活してから追加で必要な分を日本から送ってもらいました。
中には現地で買ったり、要らなくなったら大学のFacebookのフリマグループで売り買いしている人もいました。
本記事では、1年の滞在経験をもとに服の種類や枚数を記載していますので、ご自身の渡航時期や滞在期間に合わせて調整してみてください。
では、さっそく見てみましょう!
オーストラリアの服装

オーストラリアの人の服装は基本カジュアルです。
夏はTシャツに短パンの人も多く、冬はフーディーやセーターにジーンズといった具合です。
日本のように一旦流行ったらみんなそれを着ているみたいなはっきりした流行はなさそうでした。
ただ、日本にはあまりない欧米特有のパーティー文化があるので、フォーマルなイベントになるとばっちり仕上げてきます。
男性陣はスーツ、女性陣はドレスにハイヒールに普段しないメイクとヘア、でダンスとか踊っちゃうのでカルチャーショックでした(^^;)
服装に関して特に厳しいマナーはなく、気にしすぎなくて大丈夫ですが、過度な露出やハイブランドまみれは避けましょう。
あと自分の失敗談ですが、よくある英字ロゴもない方が無難です。
というのも、英字が入ったTシャツやバッグを身に付けると、友人にじーっと読まれ「変。」とツッコまれました笑
そこで初めて日本人が気に留めず、むしろオシャレだと思って身に付けているものがネイティブにとってはヘンに感じることに気付きました…
持っていく服・アイテム一覧表

オーストラリアは広いので都市によって気候が大きく異なりますが、それでもおおよそ以下の服で各都市滞在・旅行できました。
服選びのポイント
✓重ね着で調節する
✓季節や室内用/外出用を問わない服をうまく着回す
✓可能なら洗濯を週2回くらいして少量の服で回す
●下着×7
●靴下×7
●タンクトップ/キャミソール×5
●Tシャツ×5(半袖、長袖)
●シャツ/ブラウス×1~2
●ヒートテック×4~5
●ニット/セーター×1~2
●カーディガン/パーカー×2(薄手、厚手)
●パンツ/スカート×2~3
●寝間着×2~3(夏用、冬用)
●フォーマル着(男性:スーツ×1、女性:ワンピース×1)
●コート(春秋用×1、冬用×1)
●マフラー、手袋×1
●スニーカー×1~2
●サンダル×1
●スリッパ×1
●フォーマル靴(男性:革靴×1、女性:パンプス×1)
●帽子×1
●水着×1(泳がないなら不要)
下着や靴下はちょっと多めに、シャツやブラウスはそれ1枚でも羽織でも着られると便利です。
また、私はいわゆる「パジャマ」は持って行かず、部屋着や運動着としても使えるTシャツとジャージやスウェットを着回していました。
季節ごとのポイント

春(9~11月)
日中はTシャツ1枚で過ごせる暖かさで、暑ければ半袖でOKです。
朝晩は肌寒くなることもあるので、カーディガンやパーカーなど羽織れるものを持っておきましょう。
ちなみに、植物の種類が日本と異なるから花粉症は平気かなと思っていましたが、オーストラリアでもちゃんと症状が出ました(!)
なので、花粉症の方は薬を持参するなど対策をおすすめします。
夏(12~2月)
大体の学校が2月頃始まると思いますが、真冬の日本から晩夏のオーストラリアに飛ぶと「行ってきま~す(寒っ!)」→「やっと着いた~(暑っ!)」となります。
帰国時はその逆です。
夏より冬に合わせた格好をしておき、パーカーやコートを脱ぎ着して調節しましょう。
真夏は紫外線対策必須です。
私は日焼けとエアコン冷え対策になるので、夏でも七部~長袖をよく着ていました。
秋(3~5月)
暑すぎず寒すぎず過ごしやすい季節です。
日中暖かくても朝晩は肌寒くなることがあるので、パーカーや薄手のコートなど上に着られるものを用意しましょう。
冬(6~8月)
オーストラリアの冬もしっかり寒いです。防寒アイテムはお忘れなく。
寒がり冷え性の私は日本と同じく、ヒートテックにセーター、冬用コートにマフラーと手袋で完全装備でした。
オーストラリアで服を買うなら

割高にはなりがちですが、現地で服を調達することもできます。
おすすめのお店6選
以下のお店あたりが比較的手頃で、ショッピングセンターに入っていることが多いので、のぞいてみるといいと思います。
Cotton On
オーストラリア発祥のファストファッションブランド。
8つのブランドを展開し、グループ全体で世界20か国に1,300を超える店舗を構える。
幅広いラインナップのカジュアルアイテムが低価格で手に入ります。
Kmart
オーストラリアとニュージーランドに300店舗以上を構えるディスカウントストア。
衣料品から電化製品、雑貨まで何でもそろっています。
Target
オーストラリア全土に120店舗以上を構えるディスカウントストア。
(アメリカのTargetとは関係ないらしく、現在はKmartと同じ親会社が所有)
Kmart同様、何でもそろいますが若干お高め気味。
ユニクロ
日本発祥のファストファッションブランド。
シドニー、メルボルン、ブリズベン、パース、アデレード、キャンベラなど主要都市に展開。
おなじみの店があると安心感がありますね。
H&M
スウェーデン発祥のファストファッションブランド。
シドニー、メルボルン、ブリズベン、パース、アデレード、キャンベラなど主要都市に展開。
低価格を求めるならZARAよりH&Mの印象。
ZARA
スペイン発祥のファストファッションブランド。
シドニー、メルボルン、ブリズベン、パース、アデレードなど主要都市に展開。
デザイン性を求めるならH&MよりZARAの印象。
服のサイズ
オーストラリアの服は日本の服より1~2サイズ大きいことが多いです。
例えば、日本のSサイズはオーストラリアだとXXS~XSサイズだったりします。
↓は日本のユニクロとオーストラリアのTargetを参考に作成した目安のサイズ表です。
具体的な換算はブランドやアイテムによって異なるので、試着してから購入しましょう。
<女性>
| 日本 | XS (5号) | S (7号) | M (9号) | L (11号) | XL (13号) | XXL (15号) |
| AUS | XXS (4~6) | XXS (6) | XS (8) | S (10) | M (12) | L (14~16) |
<男性>
| 日本 | XS | S | M | L | XL | XXL |
| AUS | XS (28) | S (30) | M (32) | L (34) | XL (36) | XXL (38) |
まとめ:重ね着で調節を!
暑ければ脱いで、寒ければ着られる重ね着が調節しやすくて便利です。
荷物を減らしたければ現地でも購入できますし、帰国前に売ったり譲る手もあります。
かさばりがちな服ですが、賢く着回して快適なオージーライフをお過ごしください!


