オーストラリアに留学するなら、
- どの都市・地域がいい?
- どの大学・学校がいい?
- 何を基準に選べばいい?
と迷いますよね。
この記事では、オーストラリアの主要6都市と、各都市にある「Group of Eight(Go8)」と呼ばれる8大学を紹介します。
留学先を選ぶ基準は、専攻や環境、費用などさまざまです。
ただ、学生時代にオーストラリアへ留学した経験がある私が特に大切だと感じるのは、「何を学ぶか」です。

「これを学ぶために来たんだ」と思えるものがないと、慣れない海外生活の中で、心が折れてしまうかもしれません。
まだ譲れない条件が決まっていない方は、ぜひ「留学して何を実現したいのか」を軸に、都市と大学を選んでみてください。
オーストラリア留学の都市選びで見るポイント

オーストラリアで滞在する都市を選ぶ際は、次のポイントをチェックしてみましょう。
-
学びたいこと
大学で専門分野を学ぶのか、語学学校で英語を学ぶのかを決めます。 -
授業料・生活費
授業料や家賃を確認しましょう。 -
暮らしたい環境
便利な都会、落ち着いた地方など、ライフスタイルを考えます。 -
気候
暑さ・湿度・四季の有無は生活のしやすさに関わります。 -
日本人の多さ
「日本人ゼロ」は難しいですが、目安に見ておくとよいでしょう。
場所によって学べる分野や生活環境、費用は異なります。
自分が何を重視したいのかを整理してから、候補を絞っていくと選びやすくなります。
オーストラリアの主要都市を比較

まずは、主要6都市の特徴をざっくり比較してみましょう。
| 都市 | 雰囲気 | 気候 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| シドニー | 都会的 | 温暖 | 経済・観光 |
| メルボルン | 文化的 | 変化が大きい | 芸術・カフェ |
| ブリズベン | のんびり | 温暖 | 都会と自然のバランス |
| パース | 落ち着き | 乾燥 | 自然・ゆったり |
| アデレード | コンパクト | 温暖・乾燥 | 生活しやすい |
| キャンベラ | 静か | 四季が明確 | 政治・研究 |
どの都市にもそれぞれ違った魅力があります。
どんな環境が自分に合いそうかをイメージしながら、詳しく見ていきましょう。
シドニー

【地域】ニューサウスウェールズ州
【人口】約520万人
【気候】
・四季がある
・夏は暑く湿度が高くなり、冬は穏やかな晴天が続く
【特徴】
・オーストラリア最大の都市で、経済・ビジネスの中心地
・オペラハウスやハーバーブリッジなど有名な観光スポットが多数存在

高層ビル群・人・観光地が雑多に入り混じる感じが東京っぽいです。
シドニー大学
【学生数】約74,000人
【主な分野】医学、工学、建築、ビジネス、人文学、教育、福祉、法学、音楽
【特徴】
・オーストラリア最古の大学で170年以上の歴史と伝統を持つ名門校
・歴代首相やノーベル賞受賞者、最高裁判事などを多数輩出
・環太平洋地域を代表する62大学で構成される「環太平洋大学協会(APRU)」のメンバー
ニューサウスウェールズ大学
【学生数】約70,000人
【主な分野】工学、法学、ビジネス、環境学
【特徴】
・科学、技術、専門職分野に特化した大学として設立
・国内で最も広範な分野で研究活動を行う
・国際色豊か
・優秀な起業家や大富豪を多数輩出
メルボルン

【地域】ビクトリア州
【人口】約530万人
【気候】
・「1日の中に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすい
・夏は暖かく乾燥していて、冬は冷たく曇りの日が続く
【特徴】
・オーストラリア第二の都市で、文化や芸術、スポーツの中心地
・「世界で最も住みやすい都市」ランキングで7年連続1位
・カフェの街として有名

美しい建築物におしゃれなカフェ、街中を走るトラム・・・と趣があります。
メルボルン大学
【学生数】約55,000人
【主な分野】農学、人文学、生物医学、商学、デザイン
【特徴】
・国内で2番目に古く、大学ランキングでは国内トップクラスの公立総合大学
・「メルボルンモデル」と呼ばれるリベラルアーツのカリキュラムを導入
・研究に力を入れている大学の国際的ネットワーク「Universitas 21」のメンバー
モナシュ大学
【学生数】約86,000人
【主な分野】薬学、教育、ビジネス、看護学、デザイン、芸術、工学
【特徴】
・国内最大級の学生数を誇る
・研究施設が充実
・マレーシアやインドネシアなど、海外にもキャンパスを構える
ブリズベン

【地域】クイーンズランド州
【人口】約250万人
【気候】
・年間を通じて温暖で、冬も日本の秋くらい
・「サンシャイン・キャピタル(太陽の都)」とも呼ばれるほど晴天が多い
【特徴】
・オーストラリア第三の都市だが、人口は少なめ
・都会すぎず田舎すぎない落ち着いた雰囲気
・物価が比較的安い

気候だけでなく、ここで暮らす人も親切で温かいと言われていますね。
クイーンズランド大学
【学生数】約57,000人
【主な分野】ビジネス、農学、医学、建築、環境学
【特徴】
・研究に注力しており、「Universitas 21」にも加盟
・教育に関する国内の賞を最も多く受賞
・国内で最も美しいキャンパスの一つとしても有名
パース

【地域】西オーストラリア州
【人口】約220万人
【気候】
・夏は暑く乾燥するが、午後には潮風「フリーマントル・ドクター」が涼しさをもたらす
・冬は激しい雨や雷雨が発生することがある
・晴天日が多く、日照時間が長い
【特徴】
・主要都市の中で唯一西海岸に位置し、「世界一孤立した都市」とも言われる
・日本人は少なめ
・都会と自然が調和した落ち着いた雰囲気

雄大な自然に囲まれ、人もゴミゴミしてなく、ゆったり時間が流れます。
西オーストラリア大学
【学生数】約28,000人
【主な分野】生物科学、農業、心理学、教育、地球科学、海洋科学、ビジネス
【特徴】
・地域との結びつきが強く、自然や資源を活かした研究が盛ん
・40以上の国際機関と協定を結んで国を超えたカリキュラムを展開
・世界有数の美しいキャンパスは観光名所にもなっている
アデレード

【地域】南オーストラリア州
【人口】約140万人
【気候】
・夏は暑く乾燥し、冬は日本ほど寒くなく、降雨が集中する
・国内の州都の中で最も湿度が低い
【特徴】
・コンパクトな街で、20分圏内ですべてのものが揃う環境から「20-minute city」とも呼ばれる
・美食文化で有名
・日本人が少ない
・物価が比較的安い
・市内全域の90%以上で無料Wi-Fiが提供されている

治安、規模、利便性、気候、物価などバランスが良い印象です。
アデレード大学
【学生数】約70,000人
【主な分野】ワイン学、医学、工学、農学、ビジネス、コンピューター
【特徴】
・2026年1月に南オーストラリア大学と統合
・オーストラリア初の女性首相と5人のノーベル賞受賞者を輩出
・産業界と結びついた研究が多数
キャンベラ

【地域】オーストラリア首都特別地域
【人口】約48万人
【気候】
・四季があり、年間を通した気温の変化がはっきりしている
・夏は暑く乾燥しており、冬は市街地での積雪は稀
・朝晩と日中の寒暖差が大きい
【特徴】
・首都争いをしていたシドニーとメルボルンの間に作られた計画都市
・政治の中心地であると同時に、文化施設や研究機関も集中

政府機関など重要な建物がある一方、人が少ないのでのびのび過ごせます。
オーストラリア国立大学
【学生数】約17,000人
【主な分野】人文・社会科学、ビジネス、アジア太平洋学、医学、法学
【特徴】
・オーストラリア唯一の国立大学
・研究を重視する世界の11大学から成る「国際研究型大学連合(IARU)」の一員
・国内最多となる6人のノーベル賞受賞者を輩出
・キャンパスには一つの町のように図書館、寮、カフェ、銀行、託児所などが揃う
まとめ:「何を学びたいか」を軸に都市・大学を選ぼう
オーストラリアには、都会的なシドニーやメルボルンから、落ち着いたパース、アデレードまで、色の異なる都市があります。
大学も、それぞれ得意分野や授業内容に違いがあります。
留学先を選ぶときは、何をどんな環境で学びたいのか考えてみてください。
時間とお金をかけて留学するからこそ、「留学して何を叶えたいのか」をベースに選んでみましょう。
オーストラリア留学そのもののメリット・デメリットを知りたい方はこちら↓
具体的な準備は、以下の記事を参考にしてみてください。




